人はいつの時代も常に理想を求めている。理想を別の言葉に変えると「夢」に置き換えることもできる。
「立派なマイホームを建てたい」「収入をアップしたい」「好きな相手と結婚したい」とか人それぞれに夢がある筈だ。しかし、その夢を叶えるための道筋は人それぞれに異なっており、なかなか自分の思うようにはいかないのが人生である。
単純に夢ばかり見ていても、そう簡単には夢は叶わない。そもそも簡単に叶うのなら、夢と呼ぶことはないだろう。自分が簡単に実現できないことを夢と読んでいるのだ。
夢を叶える第一歩は、実現を阻んでいる問題点を見つけることである。そして、問題点を分析して、解決の方法を考え、計画を立て実行していくことで夢に向かって近かづくことができるようになる。
問題点を解決しようと努力している人と、あきらめてしまう人とでは、長い時間でみれば大きな隔たりができるものだ。現状から少しでも脱皮して、よりよい生活を目指したいと考えるなら、分析して問題点を解決していくしかない。
毎日の生活の中で惰性に流され、何も考えないで生活していても何も変わらない。大切なことは、有限な時間の中で目標を持って、あるべき状況や数値を達成する努力を怠らないことだ。
計画を立ててそれを実施して反省をし、それを繰り返すことで問題点が見つかり解決できるのである。
10年先20年先のビジョンをしっかり持って、目標に向かって進むことができれば、夢が現実になる可能性は高まる。
人生は長いようで短くあっという間に終わってしまう。老人になってアレコレと後悔しないために、やれることはなんでもチャレンジしておくようにしよう。